米LH編集部がイチオシのAndroidのビデオチャットアプリもやはり『Skype』 : ライフハッカー[日本版]
米LH編集部がイチオシのAndroidのビデオチャットアプリもやはり『Skype』 : ライフハッカー[日本版]
前面にカメラが付いているAndroid携帯のユーザーは、携帯からビデオ通話をするのにたくさんのすばらしいオプションがありますが、『Skype』が一番機能も豊富でこなれたビデオチャットアプリでしょう。
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■機能・特徴
- ビデオ通話をデスクトップやTV、モバイルSkypeユーザーにWi-Fiや3G、4Gで送ることができる。
- 他のSkypeユーザーへのビデオ通話はすべて無料(データ通信料は別)。
- 前面と背面のカメラ対応。
- Skypeクレジットを使って、固定電話や携帯電話に電話をかけることもできる。
- 音声にBluetoothのヘッドセットを使える。
■特にすばらしい点
Skypeの一番大きな強みは、使っている人が幅広いことでしょう。Skypeユーザーは、Android携帯、Androidタブレット、iPhone、iPad、デスクトップパソコン、ノートパソコン、さらにはテレビでもSkypeを使うことができ、そのすべてのデバイスや端末でビデオチャットができます。
あなたが目指すことができるいくつかのロボットのスクリーンネームは何ですか?Skypeにも悪いところはあるでしょうが(後ほどそのうちのいくつかは書きますが)、結局一番いいビデオチャットアプリというのは、自分が実際に使えるアプリです。友だちや家族がSkypeを使っていたり、Skypeアカウントをすでに持っているのであれば、使うのはもっともでしょう。
Skypeのモバイルアプリは、信じられないほど使いやすく、ほとんどの電話にプリインストールされています。(良くも悪くもありますが)3Gで試してみたところ、ビデオ通話のクオリティはよかったのですが、Wi-Fiや4Gが使えるのであれば、そちらを使った方がいいです。他のSkypeユーザーと音声通話やインスタントメッセンジャーを行なっても問題ありません。
■改善してほしい点
Skypeの大きな問題は、対応していないAndroidデバイスもあるところです。Android 2.1以降にしか対応していません。Android 2.3以降のデバイスは、前面カメラを使うように認証リクエストすることができます。映像のクオリティも少しムラがあります。3Gの電波の弱いところで使っていると、特に良くないです。クオリティを手動で切り替えることもできますが、アプリが使える帯域を元に調節している場合は、その方がいいでしょう。
■競合アプリ
『Fring』(無料)がやはりSkypeの一番の競合でしょう。Skypeを上回っている点もいくつかあります。グループビデオチャットに対応しており、開発者は最終的には複数のアプリケーション言語に対応した、ユニバーサルビデオチャットクライアントのユーティリティにしたいようです。ビデオチャットには対応していますが、ユーザーのコミュニティはSkypeほど大きくなく、AndroidからiOSのFringユーザーには通話はできるものの、ビデオ通話は携帯同士に限られています。Fringは、対応OSが2.1ではなく、1.6にまで下がっているので、より多くのデバイスに対応していますが、ビデオ通話の映像のクオリティは3Gではいまいちでした。音声のクオリティには若干バラツキがあります。
Androidのビデオチャット界にすい星のごとく現れたのが『Tango』(無料)です。AndroidやiOSのTangoユーザーはもちろん、WindowsのデスクトップにTangoをインストールしているユーザーともビデオ通話ができます。Tangoは、何かを共有したい時は通常の音声通話とビデオ通話を切り替えることが可能です。しかし残念ながら、Tangoは発展段階なので、ユーザーが比較的少なく、他のTangoメンバーとしか通話ができません。ビデオ通話のクオリティは少々こもっているような感じはあるものの、良好です。携帯からデスクトップパソコンにビデオ通話するなら、Skypeの代わりとしていいでしょう。Mac OSに対応するなど、もう少し改良がなされれば、見方も変わると思います。
Excelのグラフをどのように『Qik』(無料)は、ビデオ通話に限っていなければ、代替アプリとしていけます。iOSやAndroidのQikユーザーとは、快適な3GネットワークかWi-Fiではビデオチャットが可能です。アプリはきちんと機能しますし、Androidデバイスと同じようにiOSデバイスでも、Qikユーザーにビデオ通話ができます。
言うまでもなく、『Google+』(無料)は完全に競合というわけではありません。Android用のGoogle+アプリは、前面と背面の両方のカメラを使って、Googleチャットルームに参加できますが、iOS用では携帯端末からは使えません。Androidで使えない機能も、早急にに修正されることを期待したいところです。ビデオチャットをすることはできますが、今後はAndroid用のGoogle+とチャットルームがどれくらい成長するのか、Google+がどれくらい発展するかによっても変わるでしょう。Googleはアプリにいくつかの機能を追加することを予定しており、iOS用もチャットルームに対応するようです。まだ試したことがないのであれば、試してみてもいいと思います。
「Google Talk」は、すべてのAndroidデバイスにプリインストールされているというメリットがありますし、ほとんどのAndroidデバイスでビデオチャットができます。GmailユーザーとすべてのAndroidユーザーが自動的にアカウントを持ち、Googleのサービスを使う時にサインインするので、最初から莫大なユーザーを抱えているということになります。ということは、おのずと一番の脅威ということになるでしょう。しかし、問題がないわけでもありません。テストしてみたところ、Google Talkの映像のクオリティはひどく、Wi-Fiでも途切れ途切れでした。iOS用のGoogle Talkアプリはないので、一部の人はゴッソリと切り捨てられているということになります。それに、Google Talkのユーザーが多いからといって、よく使われているということにはならず、多くの人はインストールが必要なのにも関わらず、SkypeやFringのような、Google Talkよりもビデオチャットに適しているアプリを選んでいます。多くのAndroidユーザーは、今でも自分がGoogle Talkにログインしていることすら知らないのではないでしょうか。Googleが、Facetimeの競合としてGoogle Talkを推すと決めたら、使う人は本当に増えるでしょうし、すぐにトップの座を奪うかもしれません。
lan Henry(原文/訳:的野裕子)
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